笑ウJENAニハ福キタル

些細なことで笑顔になれるシアワセ。
さあ笑いましょう。

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まさかの。反対側も突発性難聴になりまして。
今年3月に右耳を突発性難聴と診断されて半年が経ちました。

その時の記事→ 突発性難聴になりまして。

その節はご心配をおかけしました。
おかげさまで若干の聴覚過敏と耳鳴りをわずかに残しつつも、それまでと遜色なく歌えるまでになり、「当たり前」が感謝に値するものであること、ともすればつい忘れてしまいがちになるのも、むしろ回復という幸運のイタズラかもしれません。

それを改めて激しく自戒する機会がこんなにも早く訪れようとは。

先月末、なんと今度は反対の左耳も突発性難聴と診断されてしまいました。

当然、「なんでー(ToT)」という絶望感に打ちひしがれましたが、半月が過ぎ、ここへきてやっと前向きになれました。

10年前に左耳の危機、そして半年前に右耳を患った時も、やはり希望の手がかりを拾い集めようと、同じ症状を克服した人の声をネットで探しまくりました。
そして前向きになれた時の自分の声が、希望の手がかりを貪ろうとする「私」の支えになれるならとブログに記録しました。
今回も前向きになれたからこその記録です。
むしろ前向きになっちゃったら話したくなっちゃいました(≧∀≦)

何しろ突発性難聴は2度目ですし、10年前の内耳炎からしたら3度目の危機ですし、前回前々回と今回の対比ってコトもありますし、思うところイロイロありますし。
なので、今回は前回にも増して長くなります。
せっかくなので、できればお付き合いください。

両耳、それも半年と経たずに、というのはそれなりにレアケースのようではあります。
8/31から入院して5日間のステロイド点滴、その後退院してから内服でのステロイド治療を続けています。
既に経験済みの症状だということ、少なくとも前回の症状は何とかなる程度まで回復しているということ、そして今回は比較的軽度であることから、かなり冷静に楽観的に受け止めて治療に臨み始めたのですが、前回は治療開始から4日目には検査で回復の兆しが見られたものの、今回はなかなか改善が見られず、残念ながら軽いからといって治りやすいというわけでもないことを痛感した次第です。

細かいコトを言うと、前回の右耳は周波数域によっては40dBほど聴こえの数値が落ちているところもあったものの、治療開始から4日後にはそこも20dBほど上向いた。ところが今回の左耳は、全体的に15dB程度の聴力低下と、数字的には前回より相当軽いにもかかわらずなかなかビクとも上昇してくれず。

(えと。dBで言われてもピンとこないと思いますので、それについてはなんとなくでスッ飛ばしてくださいw)

改善の兆しが全く見られないという絶望感は、正直なところ相当にキツいもんです。
10年前の左耳内耳炎、半年前の右耳突発性難聴、そのいずれも克服したゆえ、なおさらの焦り。

それが!
おととい受けた聴力検査では5dBほど上がったのです!
5dB。健聴時にはむしろ全く区別つかない程度の違いです。正直なところ、私自身、あまり自覚できてません(^_^;)
でも現金なもので、検査結果のグラフで示されたこのわずか5dBの結果で、ほんとにびっくりするぐらい前向きになれましたの。

そこなんです。境目。

治るんだろうか、治らないとしたらいつかこの状態に慣れることができるんだろうか、それはいつなんだろうか、そんなモヤモヤとザワザワとした日々。
ぶっちゃけ、まだその渦中ではあります。
自覚症状としては完全にまだ困ったちゃんです。
でも、たかだか5dB、それが劇的に私を「よし!」と思わせてくれました。

ココで「突発性難聴」についての豆知識。
「難聴」というと「聴こえなくなる」が一番にイメージされますが、むしろそれに伴う症状がツライのです。ココだいじd( ̄  ̄)
もちろん突然一切何も聴こえなくなるという人もいます。
でも患った人の声を様々見るに、「聴覚過敏」「耳鳴り」「聴覚異常」という症状との闘いこそが、突発性難聴のツラさを大きく占めます。
なので、症状改善の自覚を伴わないこのわずか5dBという「たかが数字」にここまでウキウキしている自分に、むしろ驚いています。

10年前に内耳炎を患った時も突発性難聴と症状は似ていたワケですが、「あー。難聴って聴こえないコトより『聴こえちゃう』やつが面倒なんだー」と痛感しました。何より厄介だったのが「音が二重に聴こえる」等の「ヘンな聴こえ方」。

今回の左耳は、10年前の内耳炎、そして前回の右耳突発性難聴の時よりも、この「二重に聴こえる」が酷く、それがとにかくシンドイ症状です。
その部分では、数値はやっと上向いたとはいえ、自覚症状としての改善は体感できていないので、基本的には音ストレスを避けるべく、ほぼ常に耳栓をしています。音楽もテレビも鳴らさなきゃいいわけですが、生活の中で、例えば洗濯機が終了を知らせるアラームも二重。町が5時を知らせるチャイムも全部二重。
音色などにもよりますが、右耳と左耳では半音近く違って聴こえてる場合もあります。
10年前の内耳炎の時は、例えばピアノはホンキートンク、前回の右耳ではそれにディストーションがかかった感じって説明してましたが、今回のはまた微妙に違う(音楽関係の人にはフランジャーがかかったみたいな音って説明してます)。ピッチも違うし濁って聴こえるし。
私自身の体験だけでも違うのですから、発症した人それぞれにツラさも様々なんだと思います。

外からの音は耳栓で小さくできるけど、自分の声は耳栓では消えないので(むしろデカく聴こえちゃうワケでw)、自分の声がジージー割れるのが気持ち悪い(^_^;)
扇風機の前で喋ってるみたいな感じ。
ま、喋らなきゃいいんですよd( ̄  ̄)
でもね、アタマん中で鼻歌歌っちゃったりすると(←のんきなハナシだw)、もはや割れた声しかイメージできなくなってるというザンネンな現象が起きてまして(^_^;)、脳内鼻歌も禁止ですd( ̄  ̄)

聴覚過敏もまた厄介です。
前回の記事でも「聴覚補充現象」について書きましたが、簡単に言うと「聴こえにくいなぁ」と思ってアタマが勝手にボリュームつまみを回して、そうすると余計なところまでおっきくなっちゃうからむしろ響きすぎてキツいやつ。
今回の左耳はそもそもの聴力低下がそんなに酷くないのに、やっぱりアタマは勝手につまみを回しちゃうんです。ならせめてちょっとにしてくれればいいのにそうはいかない(^_^;)
ただ今回はあらゆる音が濁って聴こえるのがツラいためにほぼ常に耳栓しているおかげで、聴覚過敏のツラさは比較的避けられています。
昨年突発性難聴を発症したKinKi Kidsの堂本剛が今年の6月に話してた記事に、当初は『ドラム缶の中でガンガン鳴らされているみたいな感じ』だった状況から、『ドラム缶から首は出ている』状態にまでは改善したと表現しているものを見つけました。
聴覚過敏、そゆことです。
単純に比べればワタシのはずっとマシですが、単純に比べるハナシでもないのが難しい限りです(^_^;)

そして耳鳴り。
主治医曰く、耳鳴りもまたアタマが勝手に頑張ってしまう結果だそうです。あくまで「例えるなら」のハナシだそうですが、聴こえる力が弱まると、「聴かなきゃ」ってシゴトが減っちゃったアタマが勝手に「聴くもの」を作ろうとするような現象だと。へえー。
それでいて、生活音にせよ音をたくさん浴びた後だと耳鳴りは強くなってしまうもんだからコレまた厄介です(^_^;)

ただね、こうやって書いていくとまだまだシンドいコトだらけになっちゃってヤセガマンして笑ってるみたいに見えちゃいそうですが、何度でも言いますけど、5dBの改善は劇的にワタシを前向きにしたのですよ。

これまでは「ヘンな聴こえ方」を「あえて」探してしまっていました。
あーやっぱりダメだ、とわざわざ確認して落ち込む的な。
今も「ヘンな聴こえ方」は探すまでもなく圧倒的な存在感をもってそこにいます。耳鳴りしかり。
でも昨日あたりから「あーいるねー」ぐらいに思えてきてます。相変わらず相当な存在感ではありますが(^_^;)
改善そのものの行方は「神のみぞ知る」です。
でも、「異常」そのもののストレスよりも、「あえて異常を注視する」ということをしなくなると、相当にストレスが減っている気がします。

「大丈夫」。
この「根拠のない『大丈夫』」はものすごく大事だと思っています。

突発性難聴は早期治療がカギと言われています。
今回も異変を感じてすぐに、まずは10年前に親身に内耳炎を治療してくれた医師を訪ねました。
そしてやはりステロイド治療が必要との診断から近隣での治療を勧められ、その先生からの紹介状を手に、半年前に右耳の治療で通った大学病院を受診。その日は残念ながら前回の医師が不在で別の医師が診察。
改めて突発性難聴との診断を下しながら、その医師は「一応ステロイド治療が有効とは言われてますけど」と言いつつも「でもステロイド治療が絶対というわけではない」と。
ステロイド治療したところで、3分の1が完治、3分の1は改善はあっても完治せず、3分の1は改善なし、そういう現状であることは10年前に内耳炎を患った時から承知しています。
ならばこうしてみようという提案もなく、比較的程度も軽いし、と、まるで「やり過ごせ」とでも言わんばかりの対応に悔し涙が滲みました。
この医師は私のこの症状を治そうとはしてくれない、正直そう感じました。
お医者さんのほうが臨床例をたくさんご存知なのかもしれません。でも、私は自分自身がステロイド治療ののちに症状を克服した経験を2回しています。それが「たまたま」かもしれないことも承知しています。
まずはステロイド治療という方法が有効とされているならば、効こうが効くまいがまずは積極的に試して欲しいわけです。
そうして半ばこちらから懇願するような形でステロイド治療のための入院となったわけですが、正直「わー。入院中あの医者とずっと顔合わせるのか。」とワサワサした気持ちになりまして。
と思ったら、入院して病室でしばし過ごしていたら、前回の医師が登場。「すいません。今日は手術だったので。」と。結局今回も主治医として担当してくださることになり、どれだけホッとしたか。
全国のお医者様へ。患者が求めているのは医学的な知識よりも「こちらを向いてくれている感」、むしろ「ちちんぷいぷい」なんですよ。
根拠のない「大丈夫」でも不安さえ減れば、カラダは自然に現状と向き合おうとできるような気がします。
聴覚補充現象みたいな余計なコトもしちゃうし、必ずしも自己治癒力だけで全てを治せるワケではないけれど、カラダが「なんとかしよう」とするチカラって侮れないと思うのです。むしろそれをとりあえずは信じてあげないと。

禁止してもついうっかり脳内鼻歌を歌ってしまうほどにヘラヘラが戻ってきたので、ようやく焦らずに腰を据えて回復を待つ覚悟ができました。
主治医は「例えばこれを機に現代音楽みたいな無調音楽に挑戦するとか」などと私を慰めるためのムダな(ほんとにムダなw)気休めを言ってくれましたが、「またそーゆー無責任なコトを」とツッコむだけの余裕もできました(笑)

もうしばらく音楽は「おあずけ」です。
でも相当に前向きな「おあずけ」です。

音楽に携わる者の耳に起きた不調となると、今後のおシゴトのオファーに差し障るとの不安から隠す人もいるのが現状でもあります。
でも出来ないコトはやれません。それに元々そんなにオファーもありません(笑)だから大丈夫w
歌えるようになったら、ちゃんと「歌えるようになったよー」と言いますので、その時はよろしくお願いしますm(_ _)m

長々と失礼しました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。

来週から徐々に音楽以外の日常にヘラヘラと戻ります!
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生業:うたうたい

「ニホンゴ話せますか?」とよく訊かれるが、生粋の江戸っ子、神田の生まれ。
英語で歌い、ポルトガル語で歌い、スペイン語で歌い、時にタガログ語でナンパされる。そんな無国籍な風貌でありながら、明神下で日本舞踊を教える父を持つ。
一番好きな酒はテキーラだが、一番好きな食べ物はあん肝(一緒にヤッてみたことはまだない)。
「無節操」をポリシーに、明るく楽しいビンボー生活をエンジョイしながら、日々、歌っている。

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